【おもしろ四柱推命】《天干地支》壬子・壬寅・壬辰・壬午・壬申・壬戌

2018年2月17日四柱推命, 東洋占星術基礎, 算命学

こんにちわ!命理研究生の菊乃です♪

今日は四柱推命の天干と地支の組み合わせで

水の陽である《壬》を少しづつ読み解いていきたいと思います!

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みずのえ と読みます。

大きな海、大河を表しています。母なる海とも表ししますので壬には、《孕む・育む》という象意があります。芽が出ようとして膨らんでいる状態ともとれます。

ただ、蕾は硬い芽ですので、意志がつよく頑固なところがあります。また、策略家な一面も。

水に関連する事に縁があります。水商売などにも縁があります。

壬子(みずのえね)の性格

冬の嵐の海
台風の中の嵐のように、水の流れが急で渦巻いている様子で運勢も波乱万丈になりがちです。

壬子の性格は、大きな海ですので度量が広いのですが、内面は渦巻く葛藤があり自尊心が強めです。勢いが強いので勝気になり、自我が強めに働くとトラブルの元に。嵐に取り残された船のように孤立しがちです。しかし、嵐というのは自然の調整摂理です。ですので嵐が起こるということは革命です。つまり不浄を取り除く過程になります。普通の環境では全てを壊してしがいがちです。自ら不遇の環境に身をおき、挑戦していくことで良さが発揮できます。

日刃(にちじん)

日柱にある場合のみ日刃ととる。全体をみて、立身運になる場合と夫婦とお金に注意な場合に分かれる。

羊刃(ようじん)※日柱天干×α柱:支

羊刃とは羊という字があてがわれていますが、もともとは「陽」という字をあてがっていたものです。刃という字と合体されるようにいわゆる「武器」のような鋭い状態です。やりすぎ・過ぎたるという意味もあり「武器」ですので自分を強くするものですが、使い方によっては「吉」とも「凶」ともとれる使い方を選ぶものです。十二運では帝旺or冠帯と一緒になるのでパワーとしては甚大です。羊刃は武器なので偏官(武将)と共にあるのを好みますが沖・刑は嫌います。

よく働くパワーのある星なので、男性が持つと仕事では吉となる場合もあるでしょう。

時柱>年柱>月柱>日柱の順で強く発揮されます。

<出し方>

※陽の日干

甲--卯→羊刃

丙--午→羊刃

戊--午→羊刃

庚--酉→羊刃

壬--子→羊刃

・・・・十二運帝旺となる。

※陰の日干

乙--辰→羊刃

丁--未→羊刃

己--未→羊刃

辛--子→羊刃※

癸--丑→羊刃

・・・・十二運冠帯となる。

壬寅(みずのえとら)の性格

雪解けの河川

雪解けの水が海にながれこむ様です。爽やかな風とともに水が勢いよく海へ出発していきます。

目的は大きな海。まっすぐ前だけ見つめて後ろは振り向きません。立ち止まったり、過去に想いを残すようなことはありません。一度目標を定めると、夢と希望をもって進んでいきます。

壬寅の性格は、大人しい外見とは裏腹に、とても勢いがあります。目立ちたがり屋で注目を浴びる事がこっそり好きです。そのため、自分の才能で目立つ事に挑戦していきます。音楽や芸術の方面が向いているでしょう。動くための人生と捉えていますので、立ち止まったり休憩を挟むと帰って体調や運気が悪く働きます。胸にはいつも希望と夢をもって、前だけ見て進みます。

壬辰(みずのえたつ)の性格

春の大海

春の海は桜も舞い散る絶景です。広い海は生命を育む土台に最適で、温和で誰よりも広い包容力を備えています。また、その包容力や優しさはぶれず、優しく強い人と言えるでしょう。安定感があり、派手さはないけれどしっとりとした芯の強い美しさをもっています。

【壬辰の性格】

壬辰の性格は、上記のようい海のように広い包容力と芯の強さをもっています。また、海にちる桜のように審美的な芸術的センスがあります。また芸術的センスだけでなく知識も豊富。その広い海の母体で多くのものを育みます。そのため感覚的センスと現実感がバランスよくとれており、大抵のことはなんでもできます。壬辰も春ですので絶えず動き回るほうが吉に働きます。

魁ごう(かいごう)

日柱or時柱にあると、平和・安定とは程遠い生き方をします。自分が決めた道で偉業を達成しますが、反面、安定を望むと叶わないでしょう。安定しようと思っても運命が決して許してくれません。

壬午(みずのえうま)の性格

夏の輝く海
キラキラと輝く海のようにとても存在感があります。爽やかで希望がありますが、夏の海は積乱雲が真上にある状態。ですので気分や運気によって雷注意報が度々発令されます。

 

【壬午の性格】

壬午の性格は、多芸多才で目を引く華やかさがありますが、急に怒ったり泣いたりと気分が安定しません。ただ、他の人には真似ができない存在感がありますので、そういったキャラクターを定着すると人生が落ち着いてきます。喜怒哀楽が顔に全部でてしまうのでリーダータイプなのですが、あらかじめ自分にそういったところがあることを理解してもらっているとスムーズにまとめることができそうです。

異常干支にあたります。説明はこちら↓↓↓↓

壬申(みずのえさる)の性格

秋の豊かな河川
豊かな水源を持ち、清らかな水が豊かに溢れています。純粋で、とても清らかな心を持ち、好奇心旺盛そのものです。豊かな湖の上でボートで読書をするような情景で、知識と好奇心、未来への希望に溢れています。

【壬申の性格】

壬申の性格は、知識欲が旺盛です。何でも知りたがり、知らない事が許せず様々な知識を吸収します。座学はもちろんの事、その知識欲は体験をも欲し、机上の空論では終わらせない完璧さをもっています。ただ、その知識の目的は「好奇心を満たす」がメインですから理論体系を作り上げるということは苦手。どちらかというと雑学が多くなってしまいがちです。目的を明確に定めることで資格や将来につながります。ここを意識することで学者や研究職に向くタイプになっていきます。

 

壬戌(みずのえいぬ)の性格

冬前の山の中の湖

寒くなってきた山のなかの静かな山のなかの湖です。湖は波もなく波紋も少なくゆっくりとマイペースな時間を過ごせます。山のなかで遮られているため、マイペースに自分の内的欲求を満たすのには向いていますが外の世界とはズレが生じそうです。世間知らずになりがちです。ただ、器が大きいので感情の起伏も激しくなく、あまりムキにならないので感情も表面にでません。そのため、運気も安定しやすくなります。

【壬戌の性格】

壬戌の性格は、山で遮られたピュアな湖です。感情は豊かで来るもの拒まず、知識欲が旺盛です。しかし、その分、世間への興味が薄く内への気持ちが優先されます。また、人を映す鏡のような役割を湖は表しますので、直観力に優れています。

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