こんにちわ!命理研究生の菊乃です♪
今日は四柱推命の天干と地支の組み合わせで
土の陽である《戊》を少しづつ読み解いていきたいと思います!
戊
つちのえ と読みます。
土の陽を意味しますので、大きな土、例えば山を意味します。
土は「遅に足がつく」という意味があるので全体的に真面目でコツコツとした努力家。それが戊です。
地に足がついた性格が土の性質ですです✨
戊子
つちのえね と読みます。
冬の山の土は、雪が降り積もり湿っています。足場は不安定で柔軟な
戊子の性格は、誇り高く、喜怒哀楽に富んでいます。
土性の性格から真面目にコツコツと努力するのですが、足元の不安定さをバランスで補う為、感覚を重視します。
努力家な面が奏して、過酷な環境でもそれが身になり最終的には状況を覆い覆すほどまで発展します。足元の不安を補う為に資格など社会が保証してくれているものに頼ると良いでしょう。
異常干支にあたります。説明はこちら↓↓↓↓
戊寅
つちのえとら と読みます。
季節は春の緑あふれる山です。春の山は木々と土のバランスが良く、土の状態は木々と共存している状況で知識欲にあふれています。青々しい木々の足元の土ですので、縁の下の力持ちタイプ。知識も品もありながら主張しない謙虚さを兼ね備えています。
戊寅の性格は、表裏のない真面目な性格で、知識と品を兼ね備えています。真面目なのでゴマをすったりして出世したいという欲はないのですが、その真面目さが認められ、信頼されることで人脈を広げていきます。いわゆる大器晩成型です。慎重な性格ですので、準備に時間がかかりますが、夢を実直に叶えていきます。政治家・事業家など組織のリーダーに向いています。
戊辰
つちのえたつ と読みます。
季節は夏の覆い茂った木々で空が埋め尽くされる情景です。木々は伸び盛りですが、土には光が入りません。避暑地というように夏の山はマイナスイオンあふれる潤いの地。それが戊辰です。
戊辰の性格は、潤いのある地で、活力にあふれています。強靭な精神力があり、粘り強く目的を達成していきます、また、土のその実直の性質から、その活力を絵空事に使うのではなく、大義を貫く為に奮闘します。そのため、いばらの道と理解しながらも、頑固なまでに初志貫徹を遂行します。その経験が運気を上げていきます。逆にいばらの道を回避してしまうと、まとまりがなくなり凡人で終わってしまいます。周りからは無鉄砲な人と思われてしまう事もありますが、土性の粘り強く努力を重ねることで結果につながっていきます。また目標に全力で取り組むため、勤め人でも、個人でも高い成果を出します。ただ、妥協する事を知らないので、意識の低い人と折り合いが合わずトラブルに発展する事も。自分の道だけを考えることで煩いから解放されます。
戊午
つちのえうま と読みます。
真夏の太陽と土が合わさることで、その山の性質は噴火山へと変わります。火の勢いが強いのでいつでも噴火する力があります。ただ常に噴火しているわけではなく、その怒りを普段は土の中に秘めています。地道で真面目な人かと思いきや、思い切った大胆さがある、それが戊午です。
戊午の性格は、上記のように一見真面目で地味な人と思われますが、内面はかなりの闘争心を持っており、自分の意見を曲げない頑固な所があります。地味で人に流されるとは違い、自分の意思をしっかりともっています。また、うちに内面と外見が違うため鋭い感性を持ちます。努力家で勤勉、その奥底には出世意欲がしっかりとあり、自分中心の世界を構築するのに奮闘します。
日刃(にちじん)
日柱にある場合のみ日刃ととる。全体をみて、立身運になる場合と夫婦とお金に注意な場合に分かれる。
羊刃(ようじん)※日柱天干×α柱:支
羊刃とは羊という字があてがわれていますが、もともとは「陽」という字をあてがっていたものです。刃という字と合体されるようにいわゆる「武器」のような鋭い状態です。やりすぎ・過ぎたるという意味もあり「武器」ですので自分を強くするものですが、使い方によっては「吉」とも「凶」ともとれる使い方を選ぶものです。十二運では帝旺or冠帯と一緒になるのでパワーとしては甚大です。羊刃は武器なので偏官(武将)と共にあるのを好みますが沖・刑は嫌います。
よく働くパワーのある星なので、男性が持つと仕事では吉となる場合もあるでしょう。
時柱>年柱>月柱>日柱の順で強く発揮されます。
※陽の日干
甲--卯→羊刃
丙--午→羊刃
戊--午→羊刃
庚--酉→羊刃
壬--子→羊刃
・・・・十二運帝旺となる。
※陰の日干
乙--辰→羊刃
丁--未→羊刃
己--未→羊刃
辛--子→羊刃※
癸--丑→羊刃
・・・・十二運冠帯となる。
戊申
つちのえさる と読みます。
情景としては木のない崖のような岩山です。土の硬さが岩レベルなのでしっかりとした自分を持っており、どんな面でも落ち着いて慌てません。岩のように頑固・冷静・どっしり。それが戊申です。
戊申の性格は、岩のように頑固ですが、自分を取り繕う木がないのでむき出しのスタイルです。そのため、自分の自分の置かれている状況がよく見え、頑固でありながらも自分の状況に合わせて柔軟に対処していきます。頭の回転が早く、危害が及ぶ前に様々なことに対応するため困難を切り抜けます。。岩のような自分をもった自然体、そのうえで敵を作らず寛大な心もあるので信頼を勝ち取ります。
戊戌
つちのえいぬ と読みます。
戊申のように岩山それが戊戌です。申よりも大きな山であることから、プライドが高く自分が一番だと思っており、反骨精神に富んでいます。
戊戌の性格は、土なので地道で真面目ですが、そのうえに尊が加わります。単独行動を好み、自己鍛錬に励みますので、凝り性で豊かな知識があります。自分が大きな山ですので、目上には頭を下げられませんが、年下や部下に対してはよく世話を焼き、腹心のような、忠実な部下を持ちます。戌の性格から、目上といっても、自分が認めた人には忠実に成る部分があります。
魁ごう(かいごう)
日柱or時柱にあると、平和・安定とは程遠い生き方をします。自分が決めた道で偉業を達成しますが、反面、安定を望むと叶わないでしょう。安定しようと思っても運命が決して許してくれません。
異常干支にあたります。説明はこちら↓↓↓↓