【おもしろ四柱推命】基礎《天干地支》丁丑・丁卯・丁巳・丁未・丁酉・丁亥

2018年2月11日四柱推命, 東洋占星術基礎, 算命学

こんにちわ!命理研究生の菊乃です♪

今日は四柱推命の天干と地支の組み合わせで

火の陽である《丁》を少しづつ読み解いていきたいと思います!

スポンサーリンク

ひのと と読みます。火の陰で、人間の生活を共にできるほどの

適量な火の事を言います。例えばろうそくの火。焚き火など、また情景によっては太陽(丙)の反対ということで「月」も意味します。陰性の火、それが丁です。

丁全体に言えることはミステリアスで芸術肌。繊細な心の持ち主です。

丁丑

ひのとうし と読みます。

丑は土を表します。雪解け後の湿った土それが丑です。その上にある火ですので火の強さは消え入りそうな弱さです。

大きく燃え上がると人間の手に負えない火ですが、湿った土の上では弱々しい光を放ちます。その情景はとても繊細で芸術的。

それが丁丑の特徴となります。

その弱々しい姿が多くの人を魅了します。火という本来人間には扱えない素材が手が届くところにあるので人々はとても魅了されるわけです。

本来、土は堅実・真面目・地に足がついた性格を表しますので、その繊細を口に出す事はあまりありません。口が堅く、自分のことを話さないとこがさらに人にエキゾチックな魅力としてうつります。

 

丁卯

ひのとう と読みます。

卯は草花を表しますので、草木が静かに燃えている情景です。まとめるならば例えば線香花火。決して派手さはないものの、儚く燃えて散る様子が丁卯の情景です。

丁卯の人は家庭的な面と美的センスを持ち合わせていますので、女性らしさをふんだんに持っています。線香花火の美しさは人に「間」を考えさせられる美しさです。じわじわと燃える草木は儚さを感じる為芸術センスに富んでいます。

ただ、大きく燃えない火ですが草木は火を可燃させる力があり、永続的にじわじわと燃えていけるのが丁卯になります。

その為、派手さはないものの安定した美しさ、バランスのとれた美しさ、永続的・普遍的な美しさを丁卯は持っています。

 

丁巳

ひのとみ と読みます。

夏に燃え盛る火。例えばキャンプファイヤーを表すのが丁巳です。

丁は人間に扱える火を表しますが、その中でもひときわ大きな火をもつのがこの丁巳です。また、巳は蛇ということから地を這いずるという苦労も共にしています。その苦労が実を結んで或る日突然表舞台に立つ可能性を秘めています。

丁巳は地を這う蛇ということで庶民性と、カリスマ性どちらも兼ね備えています。蛇に象徴されるように孤独を好み群れることは好みません。

異常干支にあたります。説明はこちら↓↓↓↓

丁未

ひのとひつじ と読みます。

季節は夏と秋の変わり目。砂漠を照らす優しい月をイメージするのが丁未です。空はぼやけて月のすがたはどことなくぼんやりしています。

月の優しい灯りは夏の暑さを和らげ、風情を与えます。月にたとえられるようにその性格は穏やかで「見守り」「保守」の性質を持っています。

基本的に傍観者とかマイペースといった具合で自ら進んで無理をすることはありません。

月の印象に表されるように芸術的なものごとや神秘的なことが好きでなかなか人に心を開きにくく神経質なところがあります。

羊刃(ようじん)※日柱天干×α柱:支

羊刃とは羊という字があてがわれていますが、もともとは「陽」という字をあてがっていたものです。刃という字と合体されるようにいわゆる「武器」のような鋭い状態です。やりすぎ・過ぎたるという意味もあり「武器」ですので自分を強くするものですが、使い方によっては「吉」とも「凶」ともとれる使い方を選ぶものです。十二運では帝旺or冠帯と一緒になるのでパワーとしては甚大です。羊刃は武器なので偏官(武将)と共にあるのを好みますが沖・刑は嫌います。

よく働くパワーのある星なので、男性が持つと仕事では吉となる場合もあるでしょう。

時柱>年柱>月柱>日柱の順で強く発揮されます。

<出し方>

※陽の日干

甲--卯→羊刃

丙--午→羊刃

戊--午→羊刃

庚--酉→羊刃

壬--子→羊刃

・・・・十二運帝旺となる。

※陰の日干

乙--辰→羊刃

丁--未→羊刃

己--未→羊刃

辛--子→羊刃※

癸--丑→羊刃

・・・・十二運冠帯となる。

 

丁酉

ひのととり と読みます。

季節は秋。秋の名月というくらい、月の存在がひときわ大きくなるのがこの酉の刻です。秋の月は大きく存在感がありひときわ美しいです。その為丁酉の人は基本的に美し風貌をしていることが多かったり、派手ではないのに記憶に残ったりします。

月に表されるように繊細で神秘的な部分がありますが、名月ということでそれを拭うような大胆さも兼ね備えた人です。

繊細かつ大胆、それが丁酉です。

 

丁亥

ひのとい と言います。

風前の灯火。それが丁亥です。本来自然で表すことのできない異常干支の分類になり、丁亥は全干支の中でも霊感・感受性に特段冴えている人ということになります。

異常干支というのは本来存在しない干支ですので、夢と現の境目が曖昧な存在。それが丁亥といいます。

あの世とテレパシーで繋がっていますので人知を超えたものを感知します。この感受性は鋭すぎるところがあるので現実世界を渡っていくには心持ち生きにくかったらいします。

占い・神秘学という天から与えられた能力に携わることでその感受性を良い活かし方ができます。類稀なる感受性、それが丁亥です。

異常干支にあたります。説明はこちら↓↓↓↓

 

[四柱推命関連]