こんにちわ命理研究星の菊乃です!
今日は四柱推命の変通星を勉強していこうと思います。
無料で算出される四柱推命の占いを見ても
「漢字ばかりでなんのこっちゃ・・」
と漢字でまず苦戦してしまいますよね〜。
四柱推命も難しい学問ですが、
まず漢字と星に慣れるとどんどん興味が湧きますので
今日も占いのお勉強を頑張っていきたいと思います!!
変通星 hentsusei
まず四柱推命の命式の見方を見ていきます。今までの記事が大変役にたつので順番に見ていってください♪
①命式の見方
四柱推命の命式の読み方の記事はこちら↓↓↓↓
②日干の出し方
日干の出し方の記事はこちら↓↓↓↓
日干は性格や自分を表す大事な干支です。この日干を出す事で四柱推命の「通変星」が導き出されます。
文字を表す通り、「変化して通じる星」という意味です。
四柱推命初学の菊乃にはなんのこっちゃです!!!笑
とりあえずは日干から他柱にある天干との相対関係(五行の相生・相剋)によって人生を紐解いていくのが四柱推命です。
- 日干(自分)→年柱(親・目上)
- 日干(自分)→月柱(社会)
- 日干(自分)→日柱(自分)
- 日干(自分)→時柱(目下)
といった具合で自分中心からぐるっと五行の相性を探っていく事ができるようです。
そしてその五行の関係の結果を一目瞭然で算出見えるようにしたのが
「変通星」(通変星ともいう)なのです!!
変通星の種類
合計10+1種類あります。
- ①比肩②敗財 2-1.劫財
- ③食神④傷官
- ⑤偏財⑥正財
- ⑦偏官⑧正官
- ⑨偏印⑩印綬
陰陽です。
はい。いつもの陰陽です。
東洋占星術なのでぜったい陰陽です!!
ということで段落を分けているのでお気づきかもしれませんが
- ①比肩———–②敗財 2-1.劫財※流派による
- ③食神———–④傷官
- ⑤偏財———–⑥正財
- ⑦偏官———–⑧正官
- ⑨偏印———–⑩印綬
という具合に対になっているようです。
※2-1/の劫財は流派によって敗財と分けて鑑定するようです。
通変星の特徴
比肩(ひけん)
主体性、自主性の星
比肩とは他人と自分を比べることで自分を見出す星です。そのことから自主性、独立性、主体性という意味になり、独自性を発揮していきます。アイデンティティーの星です。
それゆえ、拘束をきらい、自由を求めるます。誰かに頼るのは自分の心に反し独自の探求をしてみたいという気持ちが強くなります。自分を向上させていくため、社会性が強く職業・仕事に対する気持ちも人一倍あり困難にめげません。
わりとビジネスライクな部分があります。割り切り上手なのですが、ゴマをすったりおだてたりがうまくできずに問題を起こすことも。
比肩(ひけん)の四柱や十二運はこちら↓↓↓↓
劫財(ごうざい)
自我の陰・償いの星
劫財は人付き合いが上手ですが、自分以外のものを巻き込みながら荒々しく自我を達成していきます。自分に近いもの、 または、自分の分身など身近な人を巻き込みます。
どんな手段を使ってでも物事を達成するという気持ちがありますので、表面上ですが成功する可能性を秘めています。
食神(しょくじん)
書いて字のごとく、食べものの神様という意味で、衣食住の福禄の星です。
毎日を楽しく過ごす、丁寧な暮らしを喜びます。美味しいものが大好きです。
緊張感がなく、のんびり、ゆったりした性格になりやすくなります。
男性がこの星を持つと、その性質ゆえ、反骨心がなく一家の大黒柱としての責任を果たさず、家族が苦労をすることが多いようです。
傷官(しょうかん)
感受性・芸術性などの直感の星です。
この星は繊細で傷つきやすく敏感です。直感が鋭くなり、美術や音楽などの芸術分野で優れた能力を発揮します。特に、この傷官の組み合わせとして帝旺や冠帯がつくと、芸術家やスポーツ選手としては最高の星になります。
男性の場合、職場で上司や同僚から自分の立場や地位を 傷つけられるようなトラブルが起こったりします。女性の場合、知らないうちに夫や子供を傷つけてしまい、離婚に至ることもあります。食神の反転ですので繊細さが毎日を窮屈にします。
正財(せいざい)
みんなが欲しい財運の星です。笑 直接的にお金という意味です。ですので職業もストレートにお金を扱う仕事に向いていたり、経理関係に縁があります。男性は几帳面で優しいタイプ。
偏財(へんざい)
こちらも財運の星です。どちらかというと投機的な金銭を好みます。入ってくるお金を運用したり、投資したりすることに意欲的で、商才運が強くなります。
この星を持った男性には事業や商売の能力があります。
愛情が豊かで家庭によく尽くしますが、愛情が深いという意味のほかに多くの愛情を持つ・・ということで不倫や浮気に注意の星です。
正官(せいかん)
気品・出世の星。
男性の場合、もっともよい星で結婚相手にこの星があれば将来が安泰の可能性があります。地位や名誉、出世、社会性、職業性、指導性に恵まれます。
いわゆるエリートの星で、順調に人生の優良コースを歩んでいきますが、それゆえにレール以外の道を外れることができず融通が効きません。また、昨今は会社勤めが安泰な時代ではなくなってきているので資格などで保険をかけておくのもよいでしょう。
偏官(へんかん)
正義感の星・職人気質の星。
地位、名誉、出世、社会性、職業性、指導性に恵まれます。
正官に比べると変動性が強く、一定しないという意味があります。
職人の気質ですので頑固で融通が効きませんが曲がったことが嫌いなので悪い方向にはいきませんが、なんといっても荒々しいのがこの星です。荒々しく道を切り開いていきます。
さらに、好奇心や探求心も旺盛です。
女性の場合、家よりも外に出ることが多く、そのほうが家庭もうまくいくでしょう。
夫の代わりに働くことになったり、仕事上の理由で外へ出ることが多くなったりします。
家庭面でも荒々しさがでます。劇場型の人生を歩むでしょう。
印綬(いんじゅ)
頭脳の星。
一つでもあると頭が良いとされています。こつこつと継続して研究するような分野、特に文芸や文学の分野の研究に向いています。内面的な世界や思想を探求をし続け常に頭を回転させています。
女性の場合、具体的な態度で表現するのが苦手でつかめない人とされるでしょう。
男性の場合、能力がありながらそれを積極的に表現する方法がわかりません。頭がよいのでコミュニケーション能力の演技を学ぶと発展します。
偏印(へんいん)
精神性の星
知性がきわまり、叡智に到達します。
人生の意味や価値、神や霊の世界に関する知識に強く、精神的、内的な性格が強くなります。
内面世界や思想面に関心が強く、宗教的な人が多い半面、なぜか数理性に強いので、 数学やコンピュータの分野に向いています。そういった意味から占いにたどり着く人も多いでしょう。
偏印は少し嫌われがちです。というのも、福禄の食神を壊すという意味があるからです。自分の考えが壊れてしまい、 うつ病になったり、精神的に鬱屈します。
同じ変通星が複数
同じ変通星が複数ある場合
- ・星の意味を打ち消す
- ・星の意味が二倍になる
- ・星の反対の意味が加わる(※食神が2つ以上で傷官の意味がつく)
菊乃的にはどれも当てはまってる気がします。つまり、
食神ふたつあるとめっちゃおおらかでめっちゃ穏やかなのに超ナイーブ!!!という具合。※食神食神傷官 的な。
という3パターンがあります。ただいろいろんな鑑定方法があったとしても
あなたの命式にあらわれた星があなたの人生を作っています。
占いを知ることは自分を知ること、
自分を知ることは悟りに近いです。一緒に勉強頑張りましょう🎶
菊乃でした〜〜〜〜