こんにちわ!命理研究生の菊乃です♪
今日は四柱推命の天干と地支の組み合わせで
金の陽である《庚》を少しづつ読み解いていきたいと思います!
庚
かのえ と読みます。読み方がひのえと似ていて間違えてしまいそうですが、
金の要素が「か」になっているので気をつけましょう。
かのえとよむからといって「火」ではありません。
「金」の五行ですが、庚は「鉄」など固い金属を表します。
固い性質なので全体的に頑固で、意志が強く自信家です。
金はゴールドという意味よりは、金属のことなんですね!
庚子
かのえね と読みます。
冬の海の金属です。例えば船の碇を想像すると分かりやすいかもしれません。見た目は金属なので勇猛で威勢にあふれていますが、冬の海に沈んでいく碇のように内心はとてもデリケートです。
庚子の性格は、上記のように見た目と内面で少し印象が違います。パワフルなのに繊細というギャップを常に抱えているので、高い理想を目指しながらも興味は自分の精神面へどんどん向かっていきます。高い理想を掲げて時にデリケートさから目標達成できない場合があります。デリケートさが良く働けば、繊細な機微をキャッチできるので失敗が小さく事なきを得ます。
異常干支にあたります。説明はこちら↓↓↓↓
庚寅
かのえとら と読みます。
春の畑を耕すクワです。自分で足元を掘り返して柔らかくしてしまうので、人生がなかなか落ち着かない傾向です。
庚寅の性格は、春の性質もあり、高い理想、夢見がちといったフレーズがあります。高い理想を胸に抱くのですが、クワは足元を耕してどんどん足場を壊していきます。このようにちょっと周りが見えず、失敗してしまうところがありますので、耕す気持ちを抑え、周りからのアドバイスにそって進んでみる事で事なきを得ます。
庚辰
かのえたつ と読みます。
発掘された青銅。
掘り起こされた価値のある宝物、それが庚辰です。
庚辰の性格は、土から掘り起こされた言わば過去の人なので、人生を達観しているところがありくよくよ悩む事は少ないよう。また、大きな鉄という事で達観していながらも、大胆な事ができる存在感のある人です。一周回って掘り起こされているので、あまり現状の細かい事に気がつきませんし、気にしません。悪気がないですし、個人の自由を重んじています。達観した大鉄なので、あまり普通のお勤めなどには向きません。自由で圧倒的な存在感を出せるところこそ、庚辰にふさわしい場所です。
魁ごう(かいごう)
日柱or時柱にあると、平和・安定とは程遠い生き方をします。自分が決めた道で偉業を達成しますが、反面、安定を望むと叶わないでしょう。安定しようと思っても運命が決して許してくれません。
庚午
かのえうま と読みます。
夏の鉄・・言い換えると火の中の鉄として表せます。
鉄は熱いうちに打て!という言葉があるくらい、鉄は熱に溶けて自由に変化できます。まだ形の定まっていない、なんにでもなれる自由と希望。それが庚午です。
庚午の性格は、まだ生まれていない赤ちゃんの鉄なので複雑なことは苦手です。頭で動くよりまず体が動きますし、熱い精神の持ち主ですのでその鉄が情熱になったり、攻撃的になったりしやすいです。なんにでもなれるクリエイティブな側面は芸術やセンスが必要な方面で発揮されます。鉄は熱いうちに打てというように幼少期に困難にもまれるほうが、強く、美しく研ぎ澄まされます。逆に困難が少ないと、ゴツゴツした荒っぽい精神になります。自己鍛錬として自分で磨き上げて美しい刀にしてください。
庚申
かのえさる と読みます。
熱でドロドロにとけ鉄は冷えると固まり始めます。庚申は固まった鉄で強度を誇ります。
庚申の性格は、自分自身が研ぎ澄まされた鉄という武器であるため、独立精神に富み、実際に事を成し遂げる強靭な精神を持っています。自分の道は自分で切り開き、負けず嫌いで喧嘩っ早いところがあります。剣豪、それが庚申です。向かい風や障害が多いと自分の切れ味を試したくてうずうずします。実力だけではなく人縁を固めるとさらなる飛躍を望めます。
庚戌
かのえいぬ と読みます。
冷えて固まり、動かない大きな溶岩、それが庚戌です。
庚戌の性格は、金の属性なので内心は情熱や真面目独立精神を秘めていますが、外側からは察知されません。ただ、どっしりと構えて機が熟すのを待てる人でもあります。軽はずみな言動はせず、じっくりと物事が進むのを待ち、ここぞというときに自我を発揮します。熱い情熱を秘めながらも慎重で際どい事はしません。勝ち戦のみ取り組みます。
魁ごう(かいごう)
日柱or時柱にあると、平和・安定とは程遠い生き方をします。自分が決めた道で偉業を達成しますが、反面、安定を望むと叶わないでしょう。安定しようと思っても運命が決して許してくれません。
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