こんにちわ!命理研究生の菊乃です。
今日は思いやりについて書いてみたいと思います!
「思いやり」という言葉をよく聞きますね。誰かの為にという行為は大変素晴らしい行為で、
幸せが幸せの輪を繋いでいきます。
思いやりは親から子どもへ、友人へ、他人へと様々な所で使われます。
例えば、「妊婦さんには席を譲ってあげよう」「疲れているパートナーを労ってあげよう」という気持ちですよね。
ただ、この思いやり、ニュアンスを間違えると途端に「見返り乞食行為」になってしまう場合があります。
思いやりは誰の為?
思いやりという言葉に含まれているニュアンスは「無償の気持ち」です。
つまり見返りを求めないことが大前提。
見返りを求めない思い・行為・行動を「思いやり」といいます。
しかし人間なかなか無償というのが難しいのです。自分の行為に対してほとんどの場合が「見返り」を前提としています。
思いやりと見せかけて、自分の利益の為の行為が多いのです。
見返りが欲しい優しさは見返り乞食
例えば、狙っている女性を口説きたい時に、優しくして、驕って、ちやほやしますよね。
でもそれは無償ではありません。
少なからず「自分をよく見て欲しい」とか「かけたお金の分は違う事で払ってね」とかいう無言の要求があります。
そのまま言葉にする人はいないかもしれませんが、ニュアンスや根底には滲み出るでしょう。
見返りが欲しい気持ちを持つ事は仕方がない事ですし、それが悪いわけではないのですが、もしその要求が通らない場合に自分の想定と違う事が起きた場合の反応に人間性が出てきます。
「話が違うじゃないか」「これだけしてやったのに」「がっかりした」
こういう言葉を平気で言える人がいます。もうそれは思いやりではありませんよね。
その心理はストーカーの心理となんら変わりありません。
「相手が必要としていない」物を押し付け、「不要」だと言われた場合や「お返しをしなかった」場合、「自分の要求が通らなかった」と怒っているわけです。
思いやりではなく、押し売りです。
そういった人の心理は、貴方のことなど微塵も考えていません。
全て「自分の損得」の上でや「自分の感情」をコントロールできない状態の人です。
また、根底には「自分の承認欲求」が以上に強い場合があります。認められたい気持ちが強いので、貴方はその鏡の役割、褒めてくれたり認めてくれる存在を探しているだけですので、
そんな人に付き合う時間はもったいないと割り切る事も大事ですよ。
見返り乞食にならない為に
こういう、見返りを期待する気持ちを「見返り乞食」として自分で諌める理性が必要です。
しかし気付かぬうちに見返り乞食になっている場合が多いのが現実です。その為、相手から見返りが帰ってこない事に腹を立て喧嘩やトラブルに発展しています。
本当の思いやりとは
本当の思いやりは、見返りを求めず、自軸を確認する事です。
極論、感謝の言葉がなくても良い!くらいの気持ちを持つと心が快適になっていきます。
①その優しさは「自分がする」と決めて決意した行動ですか?
②相手から見返りがなくてもそれを決行しますか?
上記2点をいつも心に置く事で、自分の行動に責任がもて、小さな煩いがなくなります。
家族間でも思いやり
実は一番思いやりが持てないのが夫婦関係の場合があります。
「これだけしてあげたのに」をお互いが持つ事で夫婦間に溝を作っていきます。
- 「仕事で働いてやっているのに」
- 「家の事は誰がやってあげてるとおもっているのか」
という気持ちを持つことが離婚への拍車をかけます。
昔の日本では男女の役割がきっちり分かれていた為
「男は仕事をして当たり前」
「女は家庭を守って当たり前」
という軸があったので不満が大きくならなかった事が、
男女の役割が曖昧になった事での相手への不満が出てきたように思います。
男女というのは役割を差別化して初めて平等になると思っているので、役割を平等にする必要はなかったかなと思う菊乃です。
感謝の気持ちが、思いやりに繋がる
身近な家族への思いやりが一番大切です。
相手の幸せを願う気持ちが、本当の思いやりへ繋がっていきます。
「いつもありがとう」の気持ち、これが本当に大切なんですね。
感謝の気持ちを確認することは「身近な幸せ探し」です。そしてその行為が繋がっておもいやりという行動に現れてきます。
小さな幸せ探しは人生を豊かにします♪
そういうプラスの感情が「まわりまわって、のちの利益」に勝手になっていきます。
ここがポイントですが、
まわりまわって己が為という行為は、目先の利益の事ではありません。
本当に人生を豊かにしようと思ったら、「感謝の気持ち」で幸せ探し始めてみましょう♪
きっと毎日が明るくなっていきますよ♪
有難いは「有り得ない出来事」という意味です。それくら本当は感謝したい出来事は少ないのです。だからこそ見つけがいがありますよね